2014年
3月
30日
日
会長が交代しました
2002年の福井言友会設立から12年間にわたり、会長として福井県内での吃音啓発活動を推進してこられた野村初代会長が今年度をもって退任することとなりました。
長年のご活躍をねぎらい、ささやかながら会員一同から花束と色紙を送らせていただきました。野村会長、お疲れ様でした。
2014年度より武村会長が就任し、「吃音幸福度日本一」の県を目指して活動していきます。今後とも福井言友会をよろしくお願いいたします。
2014年
2月
27日
木
嶺南吃音交流会を開催しました
2月15日に敦賀市男女共同参画センターにおいて嶺南吃音交流会を開催しました。
当日は一般27名、言友会関係6名の33名の参加がありました。当初の想定を大幅に上回ったため、配布資料が不足するなどご迷惑をおかけしました。
金沢大学小林准教授による講演「吃音の基礎知識と対処方法」では、Q&A形式のわかりやすい説明が好評で参加者は真剣な表情で聞いておられたのが印象的でした。
後半は3グループに別れて吃音相談・話し合い。
吃音で悩んでいることや吃音のある人との接し方の疑問など各グループで活発な議論が交わされました。
吃音はセンシティブな問題であるだけに、開会当初は緊張した雰囲気が漂っていましたが、後半の話し合いが終わるころには緊張もほぐれ、いい雰囲気のなかで閉会することができました。
今回当事業を開催したことで、嶺南地域でも吃音のある人、それに関わる人の集う場の必要性を強く感じました。今後も継続して開催していければと思います。
この度は講演を快く引き受けてくださった金沢大学の小林先生、そして参加者の皆様にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
2014年
1月
05日
日
嶺南吃音交流会開催決定!
新年あけましておめでとうございます。
本年も福井言友会をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、来る2月15日に嶺南地区では初の事業となる「嶺南吃音交流会」を開催することとなりました。
通常、例会を福井市で開催しており嶺南地区にお住まいの皆様にはなかなか当会の活動にご参加しづらい状況となっています。
嶺南地区の方にも気軽に参加いただいけるよう、敦賀市にて開催いたします。
嶺南地区にお住まいの方をはじめ、多くの方のご参加をお待ちしております。
※詳細はチラシ画像をクリックするか「活動情報」をご覧ください
2013年
12月
16日
月
大分言友会の例会・忘年会へ参加
これは個人的なことですが、大分言友会の例会および忘年会へ参加してきました(写真は忘年会)。
同じ吃音者であり言友会の仲間だから通ずるものがあるのでしょうか、ほとんどが初対面の方でしたがすぐに打ち解けました。福井から遠く離れた大分の地でも同じ仲間とつながる、出会える。これも全国にネットワークのある言友会ならではの面白さです。
2013年
8月
25日
日
言語聴覚展に参加しました(8月例会)
8月例会では例会後半から急きょショッピングセンター「エルパ」へ言語聴覚展に移動しました。
福井県言語聴覚士会が毎年開催している言語聴覚展。
昨年に続いてテーマは嚥下障害ですが、言語聴覚士(ST)のみなさんにSTの対象分野である吃音をより知っていただくために、会場のSTの方たちと交流をしてきました。
STのみなさんは突然訪問したにも関わらず、吃音について興味をもって耳を傾けてくださいました。
吃音啓発は言友会単独ではなく、STの方たちと力を合わせて展開することが重要です。短い時間でしたが、STの方たちと貴重な交流をすることができました。
最後にはST会の会長様も交えて記念撮影(^^)
今後もSTの方たちとのつながりを大切に、福井県内での吃音啓発を推進していきたいと思います。
2013年
4月
28日
日
例会案内幕を設置しました
今月の例会から、会場のドアに例会案内幕を設置しました。
これまで会場の部屋が分かりにくい、部屋に入りづらい雰囲気がありましたが、これで少しは入りやすい雰囲気になったかも?
今日は3カ月ぶりの通常例会でした。
見学者1名があり、障害者の就労問題や吃音の社会的支援の話題を中心に話し合いました。
例会は吃音の当事者に関わらず、吃音に関心のある方ならだれでも参加できますので、幅広く参加をお待ちしております(^^)
2013年
3月
25日
月
奥越吃音交流会(地域例会)報告
3月24日、大野市・結とぴあで奥越吃音交流会を開催しました。
これは福井市遠方にお住まいの方にも例会に参加しやすいよう、福井市以外の地で開催する「地域例会」です。
当日は会員以外に2名の方がおみえになり、吃音の話し合いでは活発な意見が交わされました。
地域例会は今後も嶺南地区を含め県内各地での開催を予定しております。
2013年
2月
26日
火
福井言友会10周年記念例会を開催しました
2月23日(土)、越前市福祉健康センターにて福井言友会10周年記念例会を開催しました。県外からも多数の出席があり、全部で37名もの方にお越しいただきました。
講演にはフリーボイスタレントの辻岡伸枝氏をお招きし、ボイストレーニング体験をしました。
吃音があっても声を出すことに楽しさを感じ、自信をもってほしいとの思いから、発声に重点をおいた講演となりました。
腹式呼吸に始まり、声を出してコミュニケーションを楽しむゲームなどを通じて、参加者は声の可能性を体感しておられました。
後半には参加者全員をグループ分けして吃音相談の時間を設けました。今回は吃音ではない方も多く参加しておられましたので、吃音のことを広く理解していただく貴重な場にもなりました。
講師の辻岡氏には最初の固い雰囲気を講演によって壊し、リラックスした雰囲気と変えてくださいました。最後にはいい雰囲気のまま終えることができました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
2012年
11月
20日
火
11月例会報告
11月例会
テーマ:見学参加者自己紹介、吃音ドクターのドキュメンタリー番組を視聴して意見交換
会場:福井県社会福祉センター
参加者:7名(うち見学参加3名)
先月のふくい吃音のつどい開催や新聞記事の掲載の影響もあって、3名の方が見学参加としてみえました。
見学参加の方にとって吃音のある人ばかり集まる空間に足を踏み入れたのも初めてだったのでしょう、自己紹介では会員メンバーに対して吃音とどう向き合っているのか、工夫・努力していることはなにかと積極的に質問されておりました。
今回は今年日本テレビ系列で放送された吃音ドクター・菊池良和医師を取り上げたドキュメンタリー番組を視聴しました。同じ吃音者として共感できる部分があったのでしょう、うなずいたりときには真剣な表情で視聴する参加者もいて印象的でした。
この番組では吃音に悩む子どもが菊池医師と出会う場面も紹介されており、参加者は「吃音に理解のある親を持ちうらやましい」「自分がもっと若いときに吃音と向き合っていれば…」との意見が多く出ました。
吃音者自身、子どもの頃に「吃音」という言葉すら知らず自分以外にこんな症状を持つ人はいないと思いこんでしまうことが多いようです。この番組を見て吃音を正しく伝える大切さ、そして菊池医師の吃音研究や啓発活動に取り組む姿に頼もしさを感じさせられました。
今回初めて来られた方がいらっしゃるということで例会の進行に不安がありましたが、意見交換は話が尽きないほど盛り上がり、充実した時間を過ごしていただいたようでほっとしております。是非今後もお越しいただき、福井での吃音の輪がひろがっていけばと思います。
2012年
11月
20日
火
ふくい吃音のつどいに寄せられた質問と回答③
Q 医療機関でのセラピーと吃音改善研究会(吃改研)での訓練を連携させることは(長期的な目標として)現実的でしょうか?
A
吃音のある方に対して医療機関で行われているセラピーのうち「年表方式によるメンタルリハーサル法」では、話すことに対する直接的な訓練を並行して行うことは禁止されています。そのため医療機関でこのアプローチを行っている場合には、吃改研への参加は見合わせる必要があります。
吃音緩和法や流暢性形成法、またそれらを組み合わせた統合的アプローチを医療機関で行っている場合には、病院の言語聴覚療法室での成果を日常生活場面に般化させていく(広げていく)段階での練習の場として吃改研と連携することは可能であると考えます。
いずれにしろ医療機関で言語聴覚療法を受ける場合には、吃改研への参加の可否や、参加可である場合に吃改研でどのような練習をすればよいのかといったことについて担当言語聴覚士とよく相談されることをお勧めします。
2012年
11月
20日
火
ふくい吃音のつどいで寄せられた質問と回答②
Q 子供(3歳)に少し吃音症があるが親としてことばの発達をどのように支援・アプローチすると効果的でしょうか?
A
吃音のある幼児期の子どもを支援する場合の原則は、「できるだけ多く流暢に話せる経験をさせること」です。そのために多くの場合、まず「吃音が生じにくい」、「流暢に話す力の発達を促進しやすい」環境づくり(環境調整)が行われます。
この環境づくり(環境調整)を行う上で理解しておくべきことは、吃音のあるお子さんのご家庭の大多数が「普通の環境である」ということです。決して「悪い環境」なのではありません。環境調整は「悪い環境を普通にする」ために行われるのではなく、「普通の環境を、治療的に特別素晴らしい環境にする」ことを意図して行われるものです。
環境調整のポイントはお子さん、ご家庭によって変わってきます。言語療法として環境調整を行う場合には、保護者に家庭での日々の吃音の状態を記録してもらい、症状の変動を観察する中で、お子さんの吃症状を誘発しやすい条件を特定し、そのような条件を可能な限り取り除いていきます。逆に、お子さんの吃症状を抑制しやすい条件も併せて特定し、そのような条件を可能な限り増やしていきます。
多くのご家庭で共通して目標となるのは、①お子さんの情緒が安定する環境、②お子さんが自分のペースで話したり行動したりできる「ゆったりとした環境」、③お子さんが自分の感情や気持ちを臆することなく出せる環境、です。そのために、次のようなことがよく行われます。(a)お子さんの情緒的な甘えをしっかりと満たしてあげる、(b)大人の側の話す速さはもちろんのこと、生活のリズムそのものをゆったりしたものにしていく、(c)しつけの要求水準を下げ(叱るのは、命に関わったり大怪我につながるような場合のみとする)子どもが伸び伸び過ごせるようにする。
ただし、「治療的に特別素晴らしい環境」が整えられれば、必ず子どもの吃音がすぐに改善するかというと、そうではありません。改善が一直線に進むことはまれで、多くの場合調子が良かったり悪かったりを繰り返しながら、徐々に改善していきます。そのため、このような望ましい環境を整えた後には、子どもさんの「流暢に話す力の成熟」を気長に待ってあげる必要があります。
このような環境づくりを行って経過を観察しても改善がみられない場合や、お子さん自身が自分の吃音に気づき困っているような場合には、必要に応じて直接的な言語療法も行っていきます。ただ、直接的な言語療法は専門家の指導のもとで行う必要がありますので、そのような場合にはお住まいの都道府県の言語聴覚士会や日本言語聴覚士協会にお問い合わせいただき、近隣の専門機関を紹介してもらい、その機関に相談されることをお勧めします。
2012年
11月
20日
火
ふくい吃音のつどいで寄せられた質問と回答①
去る10月21日に開催されましたふくい吃音のつどいでは多数のご出席をいただきありがとうございました。
当日参加者にお配りしましたアンケートにおいて坂田善政氏による講演内容についての質問を募集したところ、3件の問い合わせがありましたのでその質問と坂田氏による回答を公表いたします(3件とも別々に掲載しています)。
Q いわゆる発達障害(高機能自閉症、ADHDといわれるもの)と吃音には因果関係はあるのか?併発してしまうことの確率は高いのか?
(※コミュニケーションに吃音があるうえ、いわゆる場の空気が読めないのでひどい目にあったことがあった)
A
「専門機関に吃音を主訴として相談に訪れる子どもたちの中に、一般人口にみられるよりも多く発達障害のあるお子さんがいた」という結果を出している調査があります。ただ、発達障害のない吃音のお子さんや、吃音のない発達障害のお子さんが多数派であることを考えれば、両者に明確な因果関係がないことは明らかでしょう。
また、このような調査結果を解釈する上で重要なのは、調査が「専門機関に吃音を主訴として相談に訪れた」子どもたちのみを対象にしているという点です。吃音があっても相談機関を訪れない子どもたちは数多くいます。専門機関に相談に訪れる子どもたちは、吃音を主訴としているものの、実際には吃音以外にも困っていることがあるがために相談機関を訪れたということも少なくありません。このようなことを考慮すれば、吃音のある子どもに発達障害の合併が多いのかどうかも実際には明らかではありません。
ただし、発達障害のあるお子さんの方がないお子さんよりも、一般に多くの困難に直面しやすいことは確かでしょう。環境からのストレスが、吃音の根本的な原因ではないとしても吃音の発症に誘因として作用したり、吃症状を悪化させたりすることは有り得ます。発達障害の特性について理解のない環境で育ったお子さんがいたとして、このお子さんが吃音になりやすい体質があった場合に、このような環境によってもたらされたストレスが引き金となって吃音を発症、悪化させることがあっても不思議ではないと考えます。
吃音のあるお子さんが発達障害を合併していた場合には、その発達障害による特性を周囲が理解し、発達障害と環境との相互作用によって引き起こされるストレスが可能な限り小さくなるよう環境調整に優先的に取り組むことが臨床上重要です。
2012年
10月
27日
土
日刊県民福井に掲載されました
10月22日付け日刊県民福井にふくい吃音のつどいの模様について記事が掲載されました。
※記事に「言有会」とありますが「言友会」の誤植です
2012年
10月
23日
火
ふくい吃音のつどいを開催しました
10月21日、福井市のAOSSAにてふくい吃音のつどいを開催しました。
人口規模の少ない福井で、はたしてどのくらい参加者がいるのだろうかと心配しておりましたが一般参加者はなんと23名!10名参加があれば充分かと思いきや想定の2倍以上の方がお越しになりました。その他、他県言友会や福井言友会の会員を含め合計32名の参加がありました。
講師の坂田氏は講演で成人の吃音の完治は困難ではあるとしたうえで、吃音を緩和させる対処法を紹介したり、吃音の症状や悩みの深さによってセラピーや言友会などの選択肢があることを説明されました。そのうち坂田氏が担当している患者様に対するセラピーの様子が動画で紹介され、参加者は食い入るように視聴しておりました。
講演ののち、福井言友会会員の中村さんによる吃音体験談発表です。緊張した様子ながらも吃音についてのエピソードをユーモアも交えて話をされていて、ときには笑いが出てくるほど順調な滑り出しでした。しかし後半、吃音について過去の苦労を話していると感極まって中村さんの目に涙が。聴いている我々がウルッとくるくらい素敵な発表でした。
最後には6,7人でグループを作って吃音について日頃の悩みや質問を話し合いました。
最初は皆かたい表情だったのが話し合いが終わる頃には参加者の皆さんの笑顔がところどころでみられたのが印象的でした。
今回ふくい吃音のつどいを開催するにあたり、講師の坂田氏にはご多忙のところ埼玉県よりはるばるお越しいただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
また、福井言友会の会員の皆様にはつどい開催についてご理解いただき、提案から当日まで約半年間にもわたり多大なご協力いただきました。ご理解があったからこそつどいを開催することができました、その感謝を忘れることはありません。
そしてお忙しい中、多数の方にご出席いただきました。皆様のご出席があってこそ福井での吃音啓発が大きく前進したと思います。ありがとうございました。
2012年
10月
13日
土
ふくい吃音のつどい最終打ち合わせ
10月13日夜、福井県社会福祉センターにて来週日曜日に開催されるふくい吃音のつどいの最終打ち合わせを行いました。半年も前から準備を進めてきて、当日まで残り一週間となり、当日の準備物やスケジュールについて真剣な表情で確認を行いました。
そして吃音体験談を発表するNさんのリハーサルも。
先月の練習ではいろいろダメ出しをされていて本人も不安な様子だったのですが、あれからしっかり練習したのでしょう、上出来な内容でした!もちろんどもる場面があっても必死に思いを語り続けるNさんのリハーサルに我々聞いているほうも胸が熱くなりました。
さあ残り一週間です!
吃音に悩む県民の皆さまに明るい希望を与えるためにも、会員一丸となってつどいの成功を目指します!
2012年
9月
24日
月
9月例会報告
9月例会
9月23日(日)会場:福井県社会福祉センター
テーマ:ふくい吃音のつどい準備
参加者:4名
いよいよふくい吃音のつどいまで1カ月を切りました。今回はその準備作業を行いました。
広報活動の進捗状況の確認のほか当日は会員のNさんが吃音体験談を発表するのでそのリハーサルも行いました。発表時間は10分間なのですがリハーサルをしてみると5分足らずで終わってしまいました。また、発表内容にも参加者から指摘を受ける場面もありNさんは苦戦しておりましたが限られた時間で人前で話すことのいい練習になったと思います。当日の一週間前にも再度リハーサルを行うのでブラッシュアップされたNさんの発表が楽しみです。
さて今回のふくい吃音のつどい開催にあたり会員一丸となって準備を進めております。特に広報活動は県内にチラシを100箇所以上、2000枚以上も配布しております。あとは当日無事につどいを進行できるようのこり1カ月をがんばっていきます。
2012年
9月
09日
日
言語聴覚展
福井県言語聴覚士会が福井市のショッピングセンター「エルパ」で言語聴覚展を開催されたので福井言友会から2名が足を運んできました。
これは今年で6回目を迎えるそうで、今年のテーマは「嚥下障害」。
ものを飲み込むのが困難な方むけのとろみのあるゼリーやヨーグルトを試食させていただきました。普通のゼリーなどと比べてとろとろとしてすうっと喉を通ります。そして想像していたより美味しくて低カロリー!普段なじみのない食品でしたので貴重な経験ができました。
もちろん会場内には言語聴覚士(ST)の仕事を紹介するパネル展示やことばやきこえに関する相談ブースも設けられ、STの仕事を広く知ってもらえる機会でした。
今回我々がお邪魔したのは吃音について今後STと言友会が連携して取り組んでいくことを呼びかけるためです。
これまで福井言友会とSTとは交流が少なかったのですが、ふくい吃音のつどいの開催にあたり先日福井県ST会の会長様とお話しさせていただく機会があり、吃音や言友会の活動に大変関心を持ってくださいました。
そういったご縁から今回訪問させていただいたのですが、会場にいるSTの方たちはみなさん福井言友会のことを知っていてくださり吃音のことをお話しさせていただきました。
きっと会長様が県内のSTに我々のことを紹介してくださったのでしょう。
ST会の皆さまの吃音についての前向きな姿勢に深く感謝します。
吃音問題に対処するうえでSTとの連携は必要不可欠だと思います。
吃音啓発が決して進んでいるとはいえない福井ですが、これからの進展に明るい希望を感じた一日でした。
2012年
8月
26日
日
8月例会報告
8月例会
8月26日(日)
会場:社会福祉センター
参加者:4名
テーマ:「心の持ち方」を考える、各種事業参加報告、10周年記念事業打ち合わせ
前半は6月に石川県加賀市片山津温泉でいしかわ吃改研主催の合宿やとよはし言友会で開催された吃音者のつどいに参加された方の参加報告を行いました。また、病気にかかる人・病気が悪化する人・病気から回復する人のそれぞれに特徴な心の持ち方のリストを参考に意見交換を行いました。
そのなかで病気から回復する人の10個の心の持ち方が挙げられていましたが、「恐怖・悲しみ・怒りなどの否定的な感情は全て吐き出す」「自分自身と全ての人を愛するようにする」などどれも吃音にも当てはまるものばかりでした。病気も吃音も心の持ち方がその人を良い方向へ導かれるのか悪い方向へ導かれるのかが別れるようです。私自身も言友会での活動や出会いによって「病気から回復する人」の心の持ち方を獲得していったことを認識させられました。
後半は10周年記念事業の打ち合わせです。
そのメイン行事であるふくい吃音のつどいも開催まで2カ月を切り、チラシ配布の分担など広報活動の打ち合わせを中心に行いました。
ふくい吃音のつどいは福井言友会10年の歴史のなかでも最大規模の行事です。参加者は皆期待と不安を抱えつつ、真剣に自分の役割を確認していました。
2012年
7月
24日
火
7月例会報告
7月例会
7月22日(日)
会場:福井県社会福祉センター
テーマ:言友会ビフォーアフター
参加者:4名
※後半1時間は10周年記念事業実行委員会に充てて、各事業の役割分担と計画の打ち合わせを行った
言友会にはいってから自身の吃音の症状や考え方はどう変わったのか、そして言友会活動は自身にどういった影響を与えたのかを再確認する例会でした。「言友会に入る前(ビフォー)」「言友会で自分に影響を与えた行事・出会い」「言友会に入ってから(アフター)」「これから言友会でしていきたいこと・希望」の4ステージに分け、各自がメモ用紙に記入し模造紙に張り付けて議論しました。
言友会に入る前は吃音に対して劣等感があったり、吃音が重くて話せなかったという負の意見が多く出たが、言友会で同じ悩みの仲間と出会いを通して今では吃音は改善した、吃音を恥ずかしいものとは思わなくなったなど4名とも言友会活動がプラスに作用していたことが分かりました。そしてこれからも言友会の活動に参加してかつての自分のように悩む人をなくしていきたいとの意見が聞かれました。なかには吃音が治った世界を体験してみたいなどという「本音」も飛び出し、思わず爆笑する場面もありました。
2012年
7月
22日
日
中部大会に参加してきました
7月9日から10日まで石川県金沢市・ホテルニューグランドで石川言友会主催の中部大会が行われ、福井言友会からは2名が参加しました。
金沢大学小林准教授による吃音Q&A講演では事前に参加者からの質問をもとに解説をしてくださいました。吃音者と非吃音者との脳の動きの違いや、英語で吃音者の意味であるstturerは使われず、person who stturs 「どもる人」というつかわれ方が一般的になっているなど吃音に関する最新情報を知ることができました。
でもやはり一番の楽しみは懇親会。数年ぶりの再会があったり新しい仲間との出会いがあったりと楽しい時間を過ごしました。お酒が好きな方が多かったようで、片町の居酒屋での2次会も多いに盛り上がりました。
翌朝の各地言友会発表では福井言友会は今年10周年記念事業を展開することを紹介しました。閉会時には各地の言友会の方から「福井の記念事業、きっと行くよ」と声をかけてくださいました。まだまだ小さくて知名度の低い福井言友会ですが、貴重なアピールの機会にもなりました。
10周年記念事業での再会を願いつつ帰路につきました。
主催してくださった石川言友会のみなさん、ありがとうございました!
2012年
7月
22日
日
福井言友会ホームページ&ブログ開設しました!
福井言友会発足10周年を迎え、いよいよホームページとブログがオープンしました!
このブログでは福井言友会の活動報告や最新情報を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。
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