言語聴覚展

福井県言語聴覚士会が福井市のショッピングセンター「エルパ」で言語聴覚展を開催されたので福井言友会から2名が足を運んできました。

 

これは今年で6回目を迎えるそうで、今年のテーマは「嚥下障害」。

ものを飲み込むのが困難な方むけのとろみのあるゼリーやヨーグルトを試食させていただきました。普通のゼリーなどと比べてとろとろとしてすうっと喉を通ります。そして想像していたより美味しくて低カロリー!普段なじみのない食品でしたので貴重な経験ができました。

もちろん会場内には言語聴覚士(ST)の仕事を紹介するパネル展示やことばやきこえに関する相談ブースも設けられ、STの仕事を広く知ってもらえる機会でした。

 

今回我々がお邪魔したのは吃音について今後STと言友会が連携して取り組んでいくことを呼びかけるためです。

これまで福井言友会とSTとは交流が少なかったのですが、ふくい吃音のつどいの開催にあたり先日福井県ST会の会長様とお話しさせていただく機会があり、吃音や言友会の活動に大変関心を持ってくださいました。

そういったご縁から今回訪問させていただいたのですが、会場にいるSTの方たちはみなさん福井言友会のことを知っていてくださり吃音のことをお話しさせていただきました。

きっと会長様が県内のSTに我々のことを紹介してくださったのでしょう。

ST会の皆さまの吃音についての前向きな姿勢に深く感謝します。

 

吃音問題に対処するうえでSTとの連携は必要不可欠だと思います。

吃音啓発が決して進んでいるとはいえない福井ですが、これからの進展に明るい希望を感じた一日でした。